1. SDGsとは

SDGsとは、国連が掲げる「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）」の略称で「持続可能な開発」とは、「将来の世代のニーズを満たす能力を損なうことなく、今日の世代のニーズを満たすような開発」のことです。

持続可能な開発のための必要条件であるとして、達成すべき「17の目標（ゴール）」を掲げています。

17のゴールは、

  • ① 貧困や飢餓、平和、ジェンダー平等、教育などの社会面のアジェンダ、
  • ② エネルギーや資源の有効活用、働き方改革、不平等の解消などの経済面アジェンダ、
  • ③ 地球環境や気候変動や環境保護など地球規模で取り組むべき環境面アジェンダ、
といった世界が直面する課題を網羅的に示しています。

これらについて幅広く目標を定めていて、持続可能な経済成長を目指しながら、「誰ひとり取り残さない（leave no one behind）」という基本理念のもと、各国が力を結集してゴールを目指しています。

2. SDGsに取り組む中小企業を応援するための保証制度

SDGsに取り組む中小企業を応援するための
保証制度が創設されています！

3. SDGsの目標達成に向けた当協会の取組

鹿児島県信用保証協会は、信用保証と経営支援を通じて
鹿児島を支える中小企業の未来を応援し、地域経済の活力ある
成長・発展に貢献すべく取り組んでいます！

3分野 分野ごとの課題解決に係る当協会の取組

経済分野

  • 雇用所得の創出
  • 観光
  • 新産業
  • 産学官連携

信用保証と経営支援を通じた地域経済に貢献する取組

  • 信用保証を通じた経営支援
    • ①中小企業者等の多様な資金ニーズを踏まえた金融支援
    • ②自然災害やパンデミック発生時のセーフティネット機能の発揮
  • 経営支援

    ゼロプロや専門家派遣の活用、及び中小企業活性化協議会やよろず支援拠点との連携協定による経営支援

  • 創業支援・事業承継支援
    • ① 創業前から創業後のフォローアップまで一貫したサポート支援、鹿児島県ビジネスプランコンテストの協賛
    • ② 支援機関や専門家と連携した事業承継支援

社会分野

  • 防災
  • 子育て、教育
  • 健康・医療
  • 健康、医療　等

地域社会の課題解決に貢献する取組

  • 働き方改革の推進
    • 一般事業主行動計画(ノー残業デーの実施､有給休暇取得日数目標の達成､男性職員の育児休業取得の推進)の実施等によるワークライフバランス（仕事へのやりがいや充実感の醸成と子育てや介護・自己啓発など職員のプライベートの充実）を推進
  • リスク管理体制の強化（BCP訓練、防災訓練、セキュリティ強化）
  • 大学等での講義やインターンシップの実施（金融リテラシーや創業機運の醸成）
  • スポーツ応援団体としてのスポーツ行事への協賛や共催、地域催事等への協賛

環境分野

  • 低炭素・省エネ
  • 水・大気
  • 自然環境
  • 生物多様性
  • 3R　　　　等

環境問題の課題解決に貢献する取組

  • 業務のペーパーレス化(保証受付や保証書等の電子化やペーパーレス会議）の導入、再生紙など環境に配慮した素材の利用
    • ① 環境負荷軽減に向けた省資源・省エネルギーなどのエコ活動の推進
    • ② グリーンオフィス鹿児島を意識した社内ルールの実施による省エネ活動や通年ノーネクタイの実施等

4. 「鹿児島県SDGs登録制度」への登録について

当協会は、鹿児島県が制定する「鹿児島県SDGs登録制度」に令和6年1月23日付で登録いたしました。

同制度は、SDGsに積極的に取り組む企業を登録し、各企業の取組を県のホームページ上に掲載して「見える化」して広く情報発信することで、登録企業の更なる取組を促進するとともに、県内に自発的な取組を拡げていくことを目的とし、令和4年11月18日施行された制度です。

今後も、当協会は、SDGs達成に向けて、経済・社会・経済課題に取り組んでまいります。