鹿児島国際大学と当協会は、令和元年9月20日付け「鹿児島の活性化に向けた連携事業の推進に関する覚書」を締結しており、この取り組みの一環として、令和元年10月より同大学経済学部の中小企業会計を専門とする櫛部ゼミ生20名を受け入れ、令和2年12月までの期間(計13回、1回あたり90分)においてフィールドワークを実施しました。
16か月間に及んだフィールドワークを通じて、櫛部ゼミ生と協会職員が連携・協力して調査・研究を行ったその成果の場として、令和3年1月22日(金)、学生提言プレゼンテーション発表会を開催しました。
「中小企業の繁栄と地域経済の成長発展のための学生提言 ~信用保証協会への期待~ 」と題した学生提言は、当日、同大学より学長、副学長、当協会より会長、専務、常務などが出席、会場には多くの報道陣も駆けつけ、大学生ならではのフレッシュなプレゼンテーションが会場を沸かせました。
当協会は今回の提言を受け、現在実施しているセミナー等において、会計に関するメニューを盛り込むとともに、他の支援機関とより一層連携しながら、様々な専門的経営知識に関する情報等を提供し、中小企業者等の経営支援を強化することとしています。
【学生提言】
1 鹿児島県信用保証協会の事業戦略
事業の拡大・発展に意欲的な創業期の事業者に、管理会計導入に係る伴走支援を、専門家の派遣や各種セミナー等の実施を通じて提供する。
2 鹿児島県信用保証協会の具体的施策
KGFM (鹿児島ファミリー)クラブを設立する
(金融機関と「会計というツール」を用いて対話ができる経営者を育てるため、信用保証協会が財務会計・管理会計の教育を基にした中小企業経営者を育てる会を設立)
※K:Kagoshima(鹿児島県) G:Guarantee association(信用保証協会)
F:Financial accounting(財務会計) M:Management accounting(管理会計)の略
詳細はこちらから→→→→ 【当協会制作】学生たちの軌跡~連携事業の概要について~(PDF)
【ゼミ生制作】中小企業の繁栄と地域経済の成長発展のための学生提言(PDF)
◀ 鹿児島国際大学 大久保学長 挨拶
◀ 当協会 布袋会長 挨拶
◀ 櫛部ゼミを代表する6名の発表者 プレゼン直前
◀ プレゼンテーション中 櫛部ゼミ 日高さん
◀ プレゼンテーション中 櫛部ゼミ 稲付さん
◀ 質問をする 当協会 三雲保証部長
◀ 質問に答える 櫛部ゼミ生
◀ 囲み取材を受ける当協会 榎田経営支援部長
◀ 会場の様子
◀ 櫛部ゼミ生・担当教員・担当職員
◀ 出席者全員で記念撮影