経理理念は,「家族にも誇れる仕事を致します／家族にも誇れる会社を創ります／関わる方全てに感動量産企業を目指します」としています。

　民間施設の外装塗替工事や防水工事の直接受注＆自社施工を強みに、お客様に喜んでいいただき、驚いていただき、更に感動していただけるよう、日々の改善に取り組んできました。

　より多くのお客様から支持していただけるよう、見積から施工まで担当職人が一貫体制で寄り添う仕組みを導入します。また、強みと感じている外装塗替工事については、今後、一点集中で強化していきたい部門です。

　また、当社の職人育成ノウハウやマニュアルを、職人育成に困っている全国の同業者と共有することにより、職人の減少に少しでも歯止めをかけられたらと考えています。

　業界№１のホワイト企業も目標の一つです。職人達のお子さんが「お父さんの会社に入りたい」と思えるような企業にしたいです。

　そのために、お客様からの支持指標である「売上」も業界№１を目指します。遅くとも向こう８年以内に上場できるような企業にしたいです。

　これなら負けないと思える事業（外装塗替工事）に絞り込めるようになるまで、事業拡大・拡張も行い、多くの苦い経験をしました。

　平成２８年には最大１４社とＦＣ契約を締結していましたが、独自に開発した施工マニュアルを基とするＦＣ展開は統制が行き届かず、ＦＣ先との連携に大変苦労しました。

　結果、売上が対前年比７０％減少したときは、経営理念とのギャップが広がっていく毎日で事業経営を楽しめていなかったと思います。

　その後、ＦＣ契約は統制の取れる４社のみに留めるなど、Ｖ字回復のため選択と集中を実行しました。事業経営はシンプルになればなるほど楽しくなりました。

　とはいえ、毎日のように大きな壁、困難だと思えるような事象は発生します。それは周りからすれば苦労かもしれませんが、私にとっては「どうやってこの壁を乗り越えてやるか」というモチベーションに繋がっており、趣味みたいなものになっているのかなと感じています。